そういった具体的な何か以外にも、リスク分析などに持ちいられるFMEAなどの手法も一つのツールと言える。
このようなツールは、どんどん新しいものや考え方が導入され、より高度になっていくわけだが、どんな会社でも、いきなり社員全員が最新ツールをいっせいに使いだすわけではない。
その昔、ロボットアニメ界に革命をもたらした「機動戦士 ガンダム」において、連邦軍兵士がいきなり、ガンダムなどのモビルスーツを操縦せず、テストケースとして、アムロを始めとするホワイトベースのクルーが実験、検証を行ったのと同じだ(彼らの場合は、偶然そうなってしまったわけだが・・・)
ツールを使いこなすためには、センスと経験が大事であり、テストケースからそのツールを使っているテストパイロットがそのツールにおいて、もっとも優秀に使いこなせることは容易に想像できる。
テストパイロットとしては、その分野でのエキスパートを自負できるし、使い慣れているという点でもそのツールを使い続け成果を上げたいところだが、組織はそうはみない。
組織のような大きな視点で見ると、ガンダムのような優れたツールを全員が使えば、より効果がでるはずだと考える。全員が使うようになれば、経験値が低くても、使いこなせるセンスがいい奴もでてくることになる。
確かに組織全体の成果から見れば、いい方向に向かうのだろうが、テストケースから苦労を積み重ねてきたテストパイロットはたまったもんじゃない。
思わず、
僕が一番ガンダムをうまく使えるんだーーー*
と叫びたくなるが、そんなことを言っても誰も聞いてくれないし、虚しくなるだけなので、心の中で叫び、センスだけで使っている輩の失敗を温かく見守り、失敗をあざけわれってやろう。*ランバラル特攻において、ホワイトベースを脱走したアムロ。ホワイトベースに戻るも懲罰として独房に・・・。うぬぼれたアムロは、独房の中での一言
